Le voyage de la musique, la nourriture et l’absinthe ! Parte 2
〜音楽と食べ物ともちろんアブサンの旅〜アブサンフェス2013 その2
さていよいよ6/15、アブサンフェスティバルの当日となりました。
さまざまなプログラムが待っています。
まずは蒸留所を訪ねていきます。
大きなポスターに”Absinthe, Elixir du Pays des fées.”と書かれています。
「アブサンー妖精たちの国の薬草酒」 という意味で、これがそのまま商品名になっているようですね。これを製造しているのは
François Bezençonさんの蒸留所。
このようなセットもヨーロッパではよく販売されています。
グラスのトリム部分が素敵です。
他にもこのあたりには小さな蒸留所がたくさんあり、見学や試飲ができます。
こちらのアブサンは1898年のレシピを採用されてつくられている伝統的なもの。
ボトルのデザインはモダンです。
![](http://smallaxe.moo.jp/wp-content/uploads/fete-dabsinthe-2013-absinthe-tokyo-17th_.jpg)
陶器製のアブサンファウンテン。蛇口が素敵です。
フェスティバル中は、いろんなところでバンドの演奏もしています。
古い曲だけでなく、かなり新しい音楽も演奏していました。
ブラスバンドもいます。
アブサンフェスティバルはこの町をあげてのイベントです。
お酒を飲まない子供からお酒をそれほど飲まないお年寄りまで、
みんなが楽しむお祭りです。
バンドもこの日のために練習を重ねています。
さてそろそろ場所を移動して、秘密のナチュラルファウンテンのある場所へ
出発です。
アブサンの原料、ニガヨモギを横目にみながら・・・
てくてく歩いていきます。
「(この場所は)秘密にしてくださいね」という看板があります。
なのでどこにあるかはここでも言えません。
なにやらメッセージが書かれている木箱のなかには、
ブニョンさん のアブサン、アルテミジアクランディスティンがはいっています。
多分、メッセージには、「このアブサンを盗むな」と書かれています。
そしていよいよ、このナチュラルファウンテンからの湧き水
で、アブサンをいただきます。
真っ白に白濁しました!
みんなでアブサンを飲んだあとは、
またてくてくと歩いて町のほうへ戻ります。
そしてまた蒸留所を訪問です。
ここはLa Valote Martin蒸留所。
とにかく建物の感じさせる歴史がすごいです。
さてこの蒸留所の中へと入りましょう。
ラベルもかなり手作業感があります。
描かれているのは緑の妖精(アブサンのニックネーム)で、
とにかくこのキャラクターが町の随所にいます。
これらは、第3回、4回のアブサンフェスティバルのポスターです。
漫画仕立てになっています。
奥さん:「またこの緑の妖精だわ!」
旦那:「誓って言うけど、今日はまだ1回だけだよ」
(緑の妖精(アブサンのこと)を浮気相手に見立てた漫画ですね)
さてお腹がすいたので、みんなでバーベキューです。
もちろんここでも飲み物はアブサン。 子供がちゃんと緑の帽子とTシャツを着ているのが、ほほえましいです。
さて、一緒に行動を共にした友人のひとりを紹介しましょう。
彼は地元の人で、町で唯一のスケートボードショップのオーナーでもあります。
このTシャツもお店で販売中!どくろの脳みそにアブサンが・・・・・
手は、ギブスしてますね。骨折しちゃったようです。
その彼のスケートボードショップというのが、ここです。
はい。「ABSINTHE」です。
スケートボードのお店ですが、名前は 「ABSINTHE アブサン」です。
もうなんでもこの町ではアブサンです。ほんとうに町をあげての文化なのです。
ABSINTHEの文字の下に、VANSのOFF THE WALLの組み合わせ!
このお店の中には、我らがつくったアブサンエコバッグが展示されていました。
牛と一緒に!嬉しいかぎりです。
そしてもちろん、このクベ村を代表するアルテミジア蒸留所のブニョンさんも一緒です。
天才蒸留家ともいわれるブニョンさん。普段は厳しい方ですが
とてもいい笑顔をくれました。
最後はこれまた秘密のアブサンバーでみんなと乾杯します。
とにかく町は音楽、食べ物、そしてもちろんアブサンであふれています。
毎年、世界中からこのアブサンフェスティバルにやってくる人がいて、
この日のために1年間準備している地元の人々がいる。
そして一緒にアブサンを囲み、同じ時間を過ごす。
だたそれだけのことですが、キーワードはアブサンであって、
私たちにもたらされる人との交流の要です。
ことしは、ここで、怪傑ゾロにも会えたし!
Salut! L’année prochaine!
また来年!
〜おわり〜